「大河ドラマ入門」(光文社新書)という本を面白く読んだ。
演劇に疎い僕には大変勉強になった本だ。
著者は小谷野敦(こやのとん)氏。阪大の助教授などを経て今は文筆業とある。
大河を俯瞰した本は初めてではないかしら。
インターネット上には「大河ドラマの歴史」というホームページがあり、ここの掲示板の書き込みは面白かった。世の中、好きな同志はけっこういると頼もしく思ったサイトです。
小谷野さんも歯に衣着せぬ物言いでばっさり切っている。
共感できるところは多い。
この本、大河ドラマの音楽にも1章を割き詳しく論じている。
NHKは大河のメーンテーマをCDで発売しているほか、映像付きをDVDでも発売している。CDは「秀吉」が最後だがDVDは平成14年の「利家とまつ」まで収録している。これにまで言及しているのには恐れ入った。
まいりました。
小谷野さんのお気に入りに「葵~徳川三代」が入っていた。
僕も好きだ。
作曲は岩代太郎。
演奏は指揮がシャルル・デュトワでピアノが小山実稚恵。ピアノ協奏曲風に作られている。ピアノが活躍するメーンテーマはそれまで、三枝成彰の「花の乱」ぐらいしかなかったのではないか。このサントラを彩っているのはケンブリッジ・キングス・カレッジ合唱団とイリアン・パイプスの音。合唱団の声は天から降り注ぐ至福の響き、イリアン・パイプス(=バグ・パイプ?)の奏でる音色には哀愁が満ち、胸を締め付ける。全7曲の最後=「Time of Destiny~Traveling Version」はとてもいい曲だ。
岩代太郎は「Red Cliff」「カムイ外伝」の音楽も担当している。
これらもとてもいい。
映画はともかく、「カムイ外伝」のサントラも素晴らしいです。バンド・ネオン、ティン・ホイッスル、和胡弓の音色が心に沁みます。お気に入りは8曲目「Fate vs Death」。パーカッションの迫力に圧倒されます。
尚、少年時代、「サスケ」に憧れた岩代くんは日本一の忍者を目指して云々、というライナーノートにあるご本人の原稿は笑わせてくれます。
「NHK大河ドラマ・葵 徳川三代」音楽作品集
ソニーレコード
TVサントラ
ユーザレビュー:
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